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「LPガスの訪問勧誘を受けたら」

「安い料金の販売店を紹介します」「今のガス会社は高すぎます」などと唆す、LPガス販売店の切り替え勧誘が行われています。このような勧誘によるガス販売店の切り替えによりトラブルに発展するお客様が増えており、警察署でも注意を呼びかけています。ガスの供給会社はお客様が自由に選ぶことができますが、もしご自分が勧誘を受けたとき、どういう点に注意すべきかをお伝えいたします。

1. 大幅に料金が安い場合は注意しましょう。

お客様の切り替え理由として最も多いのが、ガス料金の安さに惹かれてというもの。契約当初は安かったものの、徐々に値上げしていき、契約前よりも高くなってしまったというケースが最も多いトラブルです。

安値の理由や、その価格がいつまで保証されるのかを確認しましょう。

2. 実際にLPガスを納入する会社を確認しましょう。

勧誘業者と、ボンベの交換を行う業者、保安点検を行う業者がすべて異なる場合がよくあります。実際に契約する事業者名を確認しましょう。また、緊急時に安全に対応してもらえるかの確認も重要です。

3. 解約手続きは現在の販売店にご自身で連絡をしましょう。

「私どもが全て段取りしますので、今現在の販売店にはもう連絡しないでください」などと言い、契約を急ぐような勧誘に注意しましょう。委任状にハンコを押す前に一度、現在の販売店に相談することも大切です。設備や配管の所有権などの情報は、現在の販売店が把握しています。トラブルを避けるためにも、解約手続きはご自身で行いましょう。

契約・解約の手数料を得るだけで、ガスの販売を行わず、保安業務も負わない勧誘業者もいます。

とても魅力的に聞こえる言葉こそ要注意。飛びつく前に、冷静な心をもって判断することがとても重要です。